逗子開成中学校高等学校|唯一無二の海洋教育を柱とする神奈川の伝統男子進学校の特徴・入試情報・進学実績を徹底解説
「開物成務」の精神のもと、海洋教育と理数教育で生徒の可能性を開花させ、海と共に成長する6年間を過ごす
逗子開成中学校高等学校は、1903年(明治36年)に東京・開成中学校の分校として創立され、神奈川県で最も歴史のある私立男子校です。1909年に独立して逗子開成中学校となり、1948年に逗子開成高等学校を設置、1986年に中学校を再開して完全中高一貫校となりました。「開物成務」(人それぞれが持っている良さを開き、世のため人のために働ける人間を育成する)を建学の精神とし、逗子海岸に面した立地を活かした日本で唯一無二の海洋教育を教育の柱としています。全生徒が体験する1.5km遠泳実習やヨット製作・帆走など、海での教育を通じて、自立心と困難を乗り越える力を育みます。2025年度は東京大学6名、京都大学2名、早慶上理252名、医学部医学科54名が合格するなど、神奈川県屈指の進学実績を誇り、面倒見の良い指導で多くの生徒が難関大学への現役合格を果たしています。
逗子開成の概要
学校の特徴
逗子開成中学校高等学校は、1903年に東京府北豊島郡日暮里町(現:東京都荒川区西日暮里)にある開成中学校の分校「第二開成中学校」として創立されました。大日本帝国海軍による横須賀海軍鎮守府の軍人の子弟教育の要請を受けてのことで、創立当初から海との深いつながりがあります。
1909年に独立して逗子開成中学校となり、1948年に新制の逗子開成高等学校を設置、1986年に中学校を再開して完全中高一貫教育を実施する私立男子校となりました。神奈川県で最も歴史のある私立男子校として、120年以上にわたり男子教育の伝統を培ってきました。
高校からの生徒募集を行わない完全中高一貫校で、生徒数は約1,200名です。在校生や卒業生から「面倒見の良い学校」と定評があり、塾に通わずに東京大学に合格した事例もあるなど、学校の学習サポート体制が充実しています。
逗子海岸に面した立地環境を活かし、日本で唯一無二の「海洋教育プログラム」を展開しています。すべての生徒が中学3年で1.5km遠泳実習を、高校1年でヨット製作・帆走を体験するカリキュラムは、逗子開成ならではの特色です。
教育理念
逗子開成の教育理念は、「開物成務(かいぶつせいむ)」です。これは「人それぞれが持っている良さ(物)を開き、世のため人のために働ける人間(務)を育成する」という意味で、四書五経の『易経』に由来する言葉です。
「開物成務」の精神は、型にはめず生徒一人ひとりの魅力を開くという教育方針として実践されています。教員は生徒の個性を尊重し、それぞれが持つ可能性を最大限に引き出すことを大切にしています。
教育目標として以下の5つを掲げています:
幅広く深い知識と豊かな教養
知的好奇心を満たし、将来にわたって学び続ける基礎となる知識と教養を身につけます。困難に立ち向かう強い意志
海洋教育を通じて、困難があっても挫けることなく成し遂げようとする努力を続ける強い意思を養います。時代を切り拓く力
変化する社会において、自ら考え、判断し、行動できる力を育てます。豊かな情操と道徳心
情操教育を通じて、他者を思いやる心と社会性を育みます。健やかな心身
体育や部活動を通じて、健康な心身を育成します。
所在地・アクセス
所在地
〒249-8510 神奈川県逗子市新宿2-5-1
アクセス
- JR横須賀線・湘南新宿ライン「逗子」駅から徒歩12分またはバス5分
- 京浜急行電鉄「新逗子」駅から徒歩15分またはバス7分
逗子海岸に面した立地で、目の前に広がる海を活かした教育が行われています。東京・横浜方面からのアクセスも良好で、湘南エリアの自然豊かな環境の中で学ぶことができます。
逗子開成の特徴
敷地・立地
逗子開成は、逗子海岸に面した理想的な立地環境にあります。校舎の目の前には逗子湾が広がり、晴れた日には江の島や富士山を望むことができます。
海洋教育の拠点として、専用の艇庫があり、ヨットや遠泳実習の準備が行われています。自然豊かな湘南エリアに位置しながら、東京・横浜からのアクセスも良好な、学習と自然体験の両方に恵まれた環境です。
校舎は近代的な設備が整っており、ICT教育にも対応した学習環境が整備されています。
周辺環境
逗子市は三浦半島の付け根に位置し、海と山に囲まれた自然豊かな環境です。逗子海岸は遠浅の穏やかな海で、海洋教育に最適な環境となっています。
湘南エリア特有の温暖な気候と開放的な雰囲気の中で、のびのびとした学校生活を送ることができます。都心からも程近く、文化的にも恵まれた環境です。
教育方針
カリキュラム概要
逗子開成では、大学進学を前提とした中高6ヵ年一貫教育カリキュラムを編成しています。中高一貫校ならではの先取り学習を行い、高校3年では大学受験対策に集中できる体制を整えています。
2学期制
前期(4月~9月)、後期(10月~3月)の2学期制を採用し、じっくりと学習に取り組める環境を提供しています。
授業と家庭学習の両輪
授業では知識の習得を基本にしながら、生徒が自ら考えを深め、表現する機会を設けることで、学ぶことへの意欲に満ちた生徒を育てます。家庭学習も大切にし、授業だけでなく自学自習の習慣を身につけます。
長期休暇中の補習と講習
夏休みや冬休みなどの長期休暇には補習と講習を実施し、個人個人の進度に合わせた指導を行います。基礎固めが必要な生徒には補習を、さらに高度な内容を学びたい生徒には発展的な講習を提供しています。
海洋教育
逗子開成の最大の特色は、日本で唯一無二の海洋教育です。
遠泳実習(中学3年)
逗子湾内の1.5kmを浮き輪なしで自分一人の力で泳ぐプログラムです。全く泳げなかった生徒も、段階的な指導により、最終的には全員が泳ぎ切ります。”やればできる”という自信と達成感を得る、逗子開成の象徴的な教育プログラムです。
安全面には最大限の配慮がなされ、見守りのボートも多数配置されています。この経験を通じて、生徒たちは大きく成長し、困難に立ち向かう力を身につけます。
ヨット製作・帆走(高校1年)
自分たちが乗るヨットを仲間と一緒に製作し、実際に海で帆走します。ヨット製作では、設計図を読み解き、木材を切り出し、組み立てていく過程で、責任感とチームワークが育まれます。
自分たちが作ったヨットで海に出る経験は、達成感と自信を与えるとともに、海の厳しさと素晴らしさを体感する機会となります。
海洋人間学
海への知識を深め、探究の面白さを体感できる授業です。海洋生物の観察や海洋環境の学習を通じて、自然科学への興味・関心を高めます。
理数・情報教育
数学教育
数学好きな生徒の好奇心を刺激するとともに、苦手な生徒には学び残しのないよう手厚いサポートを実施しています。習熟度別授業を取り入れ、一人ひとりのレベルに応じた指導を行います。
理科教育
理科の授業は実験がメインです。実際に経験して学ぶから記憶に定着しやすく、科学への興味・関心が高まります。充実した実験設備で、本格的な実験を体験できます。
情報教育
Pythonを使ったアプリ開発など、体験型の情報教育を実施しています。プログラミングの基礎から応用まで学び、ITスキルを習得します。
学習サポート
面倒見の良い指導
教員が生徒一人ひとりの学習状況を把握し、きめ細やかな指導を行います。質問対応も丁寧で、わからないことをそのままにしない指導が徹底されています。
過去問の添削も迅速で、生徒が解いた過去問をすぐに添削して翌日に返却してくれる教員もいるなど、志望校対策も親身に行ってもらえます。
塾に通わずに東京大学への合格を勝ち取った事例もあり、学校の学習カリキュラムの充実度や教員の面倒見の良さがうかがえます。
大学受験への取り組み
逗子開成では、大学進学を前提とした6年間一貫教育を実施し、生徒一人ひとりの進路希望を実現するための手厚いサポートを行っています。
進路指導
早い段階から進路について考える機会を設け、大学や学部について理解を深めます。卒業生による講演会なども開催され、先輩たちの経験を聞くことができます。
受験対策
高校3年では大学受験対策に集中できるよう、カリキュラムが組まれています。長期休暇中の補習・講習では、難関大学を目指す生徒向けのハイレベルな演習も実施されます。
個別の質問対応や過去問添削など、教員が親身になってサポートし、最後まで生徒の可能性を引き出します。
部活動
逗子開成では、運動部・文化部合わせて33の部活動があります。活動日は週3日に設定され、学業との両立が図られています。
運動部
ヨット部、サッカー部、野球部、バスケットボール部、バレーボール部、テニス部、卓球部、陸上競技部、水泳部、柔道部、剣道部、空手道部など
文化部
吹奏楽部、軽音楽部、美術部、写真部、演劇部、放送部、囲碁将棋部、科学部、地学部、生物部、コンピュータ部、鉄道研究部、ESS(英語部)など
強みのある部活動
ヨット部
海洋教育を行う逗子開成ならではの部活動で、全国大会にも出場する実力を持っています。逗子の海で日常的に練習できる恵まれた環境です。
吹奏楽部
コンクールでの入賞実績もあり、定期演奏会も開催されています。文化部の中でも特に活発な活動を行っています。
科学部・生物部
理数教育に力を入れる逗子開成らしい部活動で、研究活動にも熱心に取り組んでいます。
部活動を通じて、協調性やリーダーシップ、困難に立ち向かう力を身につけ、人間として大きく成長します。
逗子開成生の特長
校則
逗子開成は、生徒の自主性を尊重する校風で、校則は必要最低限のものに留められています。
携帯電話・スマートフォンの持ち込みは許可されていますが、授業中の使用は禁止されています。生徒の良識に任せる部分も多く、自主的に考えて行動することが求められます。
服装については指定の制服がありますが、過度に厳しい規則ではなく、バランスの取れた校則となっています。素直で真面目な生徒が多く、みんなとても仲が良い校風です。
制服
逗子開成の制服は、シンプルで清潔感のある男子校らしいデザインです。
冬服
紺色のブレザーに、グレーのスラックス、白いシャツ、ネクタイを着用します。品格のある伝統的なデザインで、長年にわたり親しまれています。
夏服
白いシャツにグレーのスラックスで、爽やかな印象です。夏は半袖シャツの着用も認められており、湘南の気候に適した制服です。
進学実績
逗子開成中学校高等学校は、神奈川県屈指の進学校として、優れた大学進学実績を誇っています。
2025年度(最新)進学実績
国公立大学
2025年度は卒業生264名のうち、国公立大学に102名(現役75名)が合格しています。東京大学6名(現役4名)、京都大学2名(現役1名)、一橋大学2名、東京科学大学5名(現役4名)、大阪大学3名(現役3名)、名古屋大学2名(現役2名)、北海道大学9名(現役8名)、東北大学9名(現役8名)、横浜国立大学11名(現役10名)、千葉大学8名(現役6名)、筑波大学1名(現役1名)など、難関国公立大学に多数合格しています。
公立大学では、東京都立大学3名(現役2名)、横浜市立大学2名(現役1名)などに合格しています。
防衛医科大学校4名(現役1名)、防衛大学校1名(現役1名)にも合格しています。
私立大学
2025年度の主な私立大学合格実績は、早稲田大学71名(現役64名)、慶應義塾大学56名(現役48名)、上智大学41名(現役41名)、東京理科大学84名(現役61名)で、早慶上理の合計は252名(現役214名)となっています。
GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)の合格者数は、明治大学120名(現役103名)、青山学院大学53名(現役43名)、立教大学23名(現役20名)、中央大学43名(現役36名)、法政大学55名(現役47名)、学習院大学5名(現役4名)で、合計299名(現役253名)となっています。
その他、芝浦工業大学43名(現役37名)、東京都市大学18名(現役12名)、日本大学35名(現役35名)、国際基督教大学3名(現役3名)、同志社大学11名(現役9名)、立命館大学5名(現役3名)など、幅広い大学に合格しています。
医学部医学科への優れた実績
2025年度は医学部医学科に54名(現役25名)が合格しており、医療系志望者への手厚いサポートが実績として表れています。
国公立大学医学部医学科には、北海道大学1名(現役1名)、札幌医科大学1名(現役1名)、新潟大学1名(現役1名)、筑波大学1名(現役1名)、千葉大学1名、信州大学1名、愛媛大学1名、長崎大学1名(現役1名)、宮崎大学1名、防衛医科大学校4名(現役1名)が合格しています。
私立大学医学部医学科には、日本医科大学2名、東京慈恵会医科大学2名(現役1名)、東京医科大学5名(現役3名)、聖マリアンナ医科大学2名(現役2名)、昭和大学1名(現役1名)、東邦大学2名(現役1名)、帝京大学1名(現役1名)、北里大学5名(現役2名)、順天堂大学6名(現役2名)、杏林大学2名(現役1名)、国際医療福祉大学3名(現役2名)、東海大学2名(現役2名)、東北医科薬科大学2名、愛知医科大学1名、関西医科大学1名、埼玉医科大学1名(現役1名)、岩手医科大学1名、近畿大学1名、産業医科大学1名が合格しています。
2024年度進学実績
2024年度は卒業生262名のうち、東京大学4名、京都大学6名、一橋大学9名、東京科学大学4名、早稲田大学88名、慶應義塾大学77名、上智大学35名、明治大学118名など、安定した進学実績を維持しています。
現役合格率の高さ
逗子開成の特徴は、現役合格率の高さです。2025年度の早慶上理の現役合格率は81.06%と非常に高く、面倒見の良い指導により、多くの生徒が現役で難関大学に合格しています。
入試情報
入試の特徴
逗子開成中学校の入試は、基本から標準レベルの問題を中心としながらも、思考力を問う問題も出題されます。
入試は1次・2次・3次の3回実施されます。国語と算数は150点満点、理科と社会は100点満点の計500点満点で合否を判定します。
算数
計算問題3問、一行問題6問、大問3題の問題構成です。一行問題の占める割合が高く、後半や大問では、やや考えにくい問題も含まれます。規則性、速さ、図形の移動や水量の変化などがよく出題されています。題意をきちんと読み取り、問題のレベルを見極めて解き進めることが大切です。
入試日程(2026年度)
1次入試
- 試験日:2026年2月1日(日)午前
- 募集人員:150名
- 試験科目:4科(国語・算数・社会・理科)
2次入試
- 試験日:2026年2月3日(火)午前
- 募集人員:50名
- 試験科目:4科(国語・算数・社会・理科)
3次入試
- 試験日:2026年2月5日(木)午前
- 募集人員:50名
- 試験科目:4科(国語・算数・社会・理科)
帰国生入試
12月実施予定
Web出願について
逗子開成はWeb出願を採用しており、学校見学などに参加していれば、IDもあり前もってスムーズに出願準備ができます。3回とも受験する場合は、1回の申し込みで済むため便利です。
学校が出願マニュアルを説明会時に配布してくれるため、初めての方でも安心して手続きができます。
募集要項
募集人員
- 1次入試:150名
- 2次入試:50名
- 3次入試:50名
出願方法
Web出願となります。出願期間は1月中旬を予定しています。
入学手続き
入学手続時は入学金(25万円)のみで、入学金以外の校納金(34万円)は2月9日14時59分までに納入します。
学費(年額概算)
詳細は学校公式ホームページでご確認ください。
当日の対応
1次と他の回を両方受験する場合は、昼食のための専用会場と自習室が用意されます。校内で食事はできませんが、休み時間のチョコ、アメや水分補給は可能です。
詳細な募集要項は、必ず学校公式ホームページでご確認ください。
おすすめポイント
1. 120年以上の歴史と伝統
1903年創立、神奈川県で最も歴史のある私立男子校です。「開物成務」の精神のもと、120年以上にわたり男子教育の伝統を培ってきました。
2. 日本で唯一無二の海洋教育
全生徒が体験する1.5km遠泳実習とヨット製作・帆走は、逗子開成ならではの教育です。海での教育を通じて、困難を乗り越える力と自立心が育まれます。”やればできる”という自信を得る、かけがえのない経験です。
3. 優れた大学進学実績
2025年度は東京大学6名、京都大学2名、早慶上理252名、GMARCH299名、医学部医学科54名など、神奈川県屈指の進学実績を誇ります。現役合格率の高さも特徴で、早慶上理の現役合格率は81.06%です。
4. 面倒見の良い指導
教員が親身になって一人ひとりをサポートし、過去問の添削も迅速に行われます。塾に通わずに東京大学に合格した事例もあるなど、学校の学習カリキュラムの充実度と教員の面倒見の良さが際立っています。
5. 充実した理数・情報教育
実験を中心とした理科の授業、習熟度別の数学指導、Pythonを使ったアプリ開発など、体験型の理数・情報教育が充実しています。科学への興味・関心を高め、ITスキルも習得できます。
6. 逗子海岸に面した恵まれた環境
目の前に広がる逗子湾で、海洋教育が実践されています。温暖な湘南の気候と自然豊かな環境の中で、のびのびとした学校生活を送ることができます。
7. 学業と部活動の両立
部活動は週3日の活動日に設定され、学業との両立が図られています。ヨット部など逗子開成ならではの部活動も充実しており、充実した6年間を過ごせます。
8. 素直で真面目な生徒たち
素直で真面目な生徒が多く、みんなとても仲が良い校風です。男子校ならではの活気に満ちた雰囲気の中で、強い絆が育まれます。
まとめ
逗子開成中学校高等学校は、1903年創立、神奈川県で最も歴史のある私立男子校です。「開物成務」(人それぞれが持っている良さを開き、世のため人のために働ける人間を育成する)を建学の精神とし、型にはめず生徒一人ひとりの魅力を開く教育を実践しています。
逗子開成の最大の特色は、日本で唯一無二の海洋教育です。全生徒が中学3年で1.5km遠泳実習を、高校1年でヨット製作・帆走を体験します。全く泳げなかった生徒も、段階的な指導により最終的には全員が泳ぎ切り、”やればできる”という自信と達成感を得ます。海での教育を通じて、困難を乗り越える力と自立心が育まれ、生徒たちは大きく成長します。
高校からの生徒募集を行わない完全中高一貫校で、生徒数は約1,200名です。大学進学を前提とした6年間一貫教育カリキュラムを編成し、中高一貫校ならではの先取り学習により、高校3年では大学受験対策に集中できる体制を整えています。
進学実績も優れており、2025年度は卒業生264名のうち、東京大学6名、京都大学2名、早慶上理252名、GMARCH299名、医学部医学科54名など、神奈川県屈指の実績を誇っています。特筆すべきは現役合格率の高さで、早慶上理の現役合格率は81.06%と非常に高く、面倒見の良い指導により、多くの生徒が現役で難関大学に合格しています。
「面倒見の良い学校」と定評があり、教員が親身になって一人ひとりをサポートします。過去問の添削も迅速で、志望校対策も親身に行ってもらえます。塾に通わずに東京大学に合格した事例もあり、学校の学習カリキュラムの充実度と教員の面倒見の良さが際立っています。
理数・情報教育にも力を入れており、実験を中心とした理科の授業、習熟度別の数学指導、Pythonを使ったアプリ開発など、体験型の教育が充実しています。海洋人間学では、海洋生物の観察や海洋環境の学習を通じて、自然科学への興味・関心を高めます。
部活動は週3日の活動日に設定され、学業との両立が図られています。運動部・文化部合わせて33の部活動があり、ヨット部など逗子開成ならではの部活動も充実しています。素直で真面目な生徒が多く、みんなとても仲が良い校風で、男子校ならではの活気に満ちた雰囲気の中で、強い絆が育まれます。
逗子海岸に面した立地環境を活かし、目の前に広がる逗子湾で海洋教育が実践されています。温暖な湘南の気候と自然豊かな環境の中で、のびのびとした学校生活を送ることができます。東京・横浜方面からのアクセスも良好で、通学にも便利です。
中学受験を目指すお子様にとって、逗子開成中学校高等学校は、日本で唯一無二の海洋教育を通じて困難を乗り越える力を身につけ、確かな学力と人間性を育み、難関大学への進路を拓くことができる学校です。「開物成務」の精神のもと、一人ひとりの個性を尊重しながら、それぞれが持つ可能性を最大限に引き出す教育を受けることができるでしょう。
海と共に成長する6年間は、かけがえのない経験となり、生涯の財産となるはずです。学校説明会やオープンキャンパスなどのイベントに参加して、ぜひ実際の雰囲気を体験してみてください。逗子開成の教育理念や校風が、お子様の成長に合っているかをご確認いただくことをおすすめします。
中学受験に挑戦される皆さまを応援する気持ちを込めて、参考にしていただき、少しでもお役に立てれば嬉しいです。ただし、最新情報や正確な内容については、本記事と異なる場合があります。入試情報や学校行事の詳細は、必ず各学校の公式ホームページでご確認ください。

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